ハードディスクの基礎知識

ハードディスクの構造

ハードディスクの基本構造は、今では滅多にお目にかかれない、アナログのレコードプレーヤーに似ています。レコード盤に当たる円板がプラッタ(ディスク)、針に当たる物が磁気ヘッド、アームから成り立っています。ただ、レコードプレーヤーと決定的に違うのは、このアームが行ったり来たりするところ。形は似ていても動作が違うことを知っておく必要があります。

プラッタは磁性体が塗布されていて、これが情報を格納している元だということができます。HDDによりますが、プラッタは何枚も存在するものもあるし、一枚だけのものもあります。

HDDを動かす上で重要なものがプラッタを回転させるモーターと磁気ヘッドの付いたアームの位置をコントロールするサーボモーター(シークモーターとも言っているらしい)です。この二つのモーターが正確に動作しなければ、データの読み書きは不可能と言えます。

磁気ヘッド、プラッタの動きはとても早く、その磁気ヘッドとプラッタとの間の隙間は、非常に狭く設計されています。それは、できるだけ、省電力でデータの読み書きを行う為です。

さらに、この精度は記録容量の大きさへとつながっていきます。したがって、これらの精度を保つために、現在では中はほぼ真空状態になっています。少しの塵も入ってこないように、中で塵が発生したら、その重要な部分には近づかないような仕組みにもなっています。塵が入ってしまうと、磁気ヘッドとプラッタが衝突してクラッシュを起こし、使い物にならなくなるのです。そういったことが起こらないように厳重に封印するものだとなっています。

大まかには磁気ヘッド、アーム、プラッタ、モーター、フレームで構成されているのがHDDだと言えます。